名探偵コナン787話・788話「真夏のプールに沈む謎(前編・後編)」のネタバレ。

名探偵コナン787話・788話「真夏のプールに沈む謎(前編・後編)」は原作回です

このお話は、世良さんのいるホテルにコナン・蘭・園子の3人が尋ねます。世良さんは、コナンに1人で来てもらい、何か話しをして領域外の妹とコナンを会わせ る予定だったみたいですが、コナンが蘭に、ホテルにプールもあると言ったことから蘭達が来たいと言ったので3人で来ました。なので、コナンと領域外の妹は 会うことができず、コナン達がホテルのプールで遊ぼうとすると、そこのプールで事件が起きるというのが今回のお話です。

 

では、事件の内容・犯人・トリックのなどのネタバレを簡単に。

 

コ ナン達がホテルのプールに行くと、大磯ファイナンスの社長令嬢・大磯永美(31)がいた。彼女の元には社長秘書で永美の婚約者である左巻頼斗(30)、永 美の異母妹の大磯浜香(28)、ホテルの支配人の豊島延策(56)がいて、豊島・浜香・左巻の順で永美にオイルを塗っていた。

 

しかし、永 美がしていたネックレスがない事がわかると、プールから客を追い出してネックレスを探そうとする永美。最初は4人で探していたが、永美がダイビング用のボ ンベを使って1人で探すと言い出し、しばらくしてプールに永美がいない事がわかり探していると、ボーイがプールの中央付近に沈んでいる永美を発見する。左 巻と豊島がプールに飛び込み左巻が永美を、豊島がボンベを運んでいると、豊島はプールから上がる直前にガラスの破片で足を怪我した。

 

亡く なったのは大磯永美で、昼の12時から午後1時の間に亡くなったと推定される。永美は、ボンベを背負って腰に重りをつけていたことから事故もあり得ると思 われたが、永美を発見した10分前の昼の2時過ぎあたりにみんなでプールに来た時には何もなかったことから事故ではなく、事件だとわかる。プールの角近く には大量のガラスの破片があり、このガラスは破片の形から水槽で、プールの排水溝には長い釣り糸が引っかかていた。

 

プールの受付による と、永美にプールを閉鎖するように言われてからは関係者以外は通っていない。永美が1人で探すと言ってから最初に戻って来たのは豊島で、時間は12時5分 頃。永美は一生懸命潜って探していたのでしばらく豊島に気付かなかったようだが、気付いた時に邪魔だと言われたので、豊島は早々に退散した。

 

次に来たのは左巻で時間は不明。左巻は、かなり時間がかかっていたので他の人に任せた方がいいと忠告しに行ったが、プールには永美はいなかった。永美がトイレにでも行ったのかと思いプールサイドで待っていたが、帰ってくる気配がなかったのでそのまま帰った。

 

左 巻と入れ違いに来たのは浜香で、浜香は帰りしなに受付に時間を聞いており、その時間は12時54分。浜香は、1時に食事の予約を入れていたので、左巻にト イレか更衣室にいるかどうか見て来てくれと言われて来たが、どっちにもおらずプールにもいないのでパニックになり、自分の携帯の時計の時間が信じられなく て受付に時間を聞いている。

 

この後は豊島・左巻・ボーイを呼んで、手分けして大声をあげながら永美を探していたが、1時間ぐらい探しても 見つからず、受付に永美が出ていないか確認していると、コナン達が来て事情を話していたらボーイ達が永美を発見した。ボーイが再びプールに来たのは、プー ルからゴボっと大きな泡が出たような音が聞こえたような気がしたから。

 

受付とプールの間には更衣室とシャワー室があり、その奥にトイレがある。

 

プールの横側の真ん中には、ネジで固定された排水溝があり、排水溝の真上(水面近く)にフックのようなものがねじ込まれていた。

 

また、永美は左巻と浜香ができていて、その逢い引き用に豊島がホテルを使わせていたと思っていたが、もうすぐ永美の誕生日で、永美が気に入っているこのホテルのスイートルームでお祝いしようと相談していた。

 

永美はその部屋が本当に大好きで、予約を入れていた客を追い出して泊ったこともある。

 

事件の内容に関してこんなもんですかね。お次は犯人を。今回の犯人は・・・

 

 

 

 

 

 

 

豊島さんです。トリックは、光の全反射を利用したものです。

 

水と空気はどちらも透明ですが光の屈折率が違うので、屈折率の高い水から屈折率の低い空気に光が進む時、水と空気の境界面を真正面に近い角度で見ると、光が全て反射されて鏡のようになり、境界面の向こう側にある物は見えなくなるそうです。

 

こ の事を世良さんが説明してくれますが、よくわかりませんね。なのでコナン君が簡単な実験をしてくれます。その実験とは、水が入った水槽に10円を入れて、 その10円にコップを逆さにして空気が入ったまま10円にかぶせると10円が見えなくなり、真上から見ると10円は見えるというものです。これは見たこと がある方も多いと思います。

 

今回はこれを利用しました。犯人は、ネックレスを1人で探していた永美お嬢様を溺死させ、プールに沈んだ永美 お嬢様に用意しておいた水槽を被せ、プールの両サイドの排水溝に渡した釣り糸でその水槽を固定。後は水槽を少し傾けて、その隙間から手を入れて永美お嬢様 のボンベからエアを出し、水槽を空気で充満させれば出来上がり。

 

溺死させた方法は、プールの中で首根っこをつかみ、口からマウスピースを外して空気を吸えなくなるようにして、沈めるだけ。永美お嬢様はボンベと重りを付けていたので沈みやすく、水中では叫び声も聞こえないと。

 

水 槽の固定の仕方は、水槽の底に4箇所くぼみを付けて、そこを往復させた釣り糸を引っ掛ければ水槽は浮かず、釣り糸の端をプールの水面近くに埋め込んだフッ クに引っかければ、水に中に入らなくても釣り糸を切って水槽を浮上させ、永美お嬢様をあらわにすることができるそうです。

 

犯人の豊島さんは様子を見に来た時に、永美お嬢様を溺れさせてプールの底に沈め、上記のトリックで後から来た左巻さんや浜香さんの視界からお嬢様を隠し、最後にみんなで探し終えた後、帰りしなに釣り糸を切ってお嬢様を出し、それをボーイが発見するというのが流れです。

 

ま た、水槽は割れており、永美お嬢様はプールの中央付近に沈んでいたのに、水槽の破片はプールの角近くで見つかりましたが、豊島さんはボンベを運ぶ時に、水 槽に自分の足を突っ込んで水の中を引きずるように運びました。それをプールの角まで運んだ後、ボンベを叩きつけて粉々に。他の人は永美お嬢様のことを見て いたのと、水の中ではほとんど音は聞こえず。

 

豊島さんはガラスの破片でケガをしましたが、これはわざとですね。

 

証拠は釣り糸で、釣り糸を切った時に急いで巻き取って反対側の排水溝に通した釣り糸を引き抜かなければならないので、豊島さんの指紋がばっちり残っているようです。

 

動 機は、永美お嬢様の誕生日をスイートルームで祝いたくなかったから。豊島さんには年の離れた妹がいて、妹夫婦のためにスイートルームに予約を入れたら、永 美お嬢様がその部屋で友人と花火を見たいと言ったので、妹夫婦は別のホテルに移動することになり、その途中で交通事故にあって亡くなりました。その事故 は、永美お嬢様がこのホテルに向かう為に乗っていた友人の車が起こしたもので、お嬢様は関わりたくないからお昼からホテルのスイートルームに泊っていたこ とにしておくように言ったので、今回犯行に及んだそうです。

 

では、最後に今後に関係するネタバレを。ま〜今回はそんなに大したものではありません。

 

このお話の最後で蘭が、世良さんと会った事を思い出します。思い出すと言っても、ひょっとして会った事があるかな?という感じです。またその時に蘭は、領域外の妹にも会ったことあるような気がしているようです。

 

というわけで、今後に関係するネタバレです。えっ?これだけ?と思うかもしれませんが、これだけです(笑)。これ以上は現時点でありません。

 

今回のネタバレはこんな所ですかね。う〜む、長いしかなり分かりづらいですかね。分かりづらくてすみません。

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